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国府 こう

13件 の用語解説(国府の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

国府
こう

愛知県南東部,豊川市中西部の旧町域。1894年町制施行。1943年豊川町,牛久保町,八幡村と合体して豊川市となった。地名は三河国国衙が置かれたことに由来し,隣接地の八幡に国指定史跡三河国分寺跡三河国分尼寺跡,および八幡宮(本殿が国指定重要文化財)がある。

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国府
こくふ

岐阜県北部,高山市中北部の旧町域。宮川中流域に広がる古川盆地の南部を占める。 1964年町制。 2005年高山市に編入。地名は飛騨の国府が置かれたことに由来。国宝の安国寺経蔵をはじめ文化財,旧跡に富む。

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国府
こくふ

鳥取県東部,鳥取市東部の旧町域。扇ノ山に発する袋川流域に位置する。 1957年宇倍野村と大成村が合体して町制。 2004年鳥取市に編入。古代因幡国の政治の中心地で,地名は国府があったことに由来する。

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国府
こくふ

徳島県東部,1967年に徳島市に編入された吉野川南岸の地区。吉野川とその支流鮎喰川 (あくいがわ) の間の沖積地を占める。府中 (こう) には上代の国府跡があり,現在は近郊農業地帯となっている。

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国府
こくふ

令制の国衙 (こくが。地方行政官庁) の所在地。国府という言葉はすでに奈良時代からみられ,その所在地は中央の意思で決定され,必ずしもその国の中心にあったとはかぎらない。大化改新の際制定された駅路の制 (→駅伝制度 ) に従い,その国を統治するのに便利な交通の要地で,中央政府に最も近い地点が選ばれたものと思われる。

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デジタル大辞泉の解説

こう〔コフ〕【府】

こくふ」の音変化。
「道の口、武生の―に我はありと親に申したべ」〈催馬楽・道の口〉

こく‐ふ【国府】

《「こくぶ」とも》律令制で、国ごとに置かれた地方行政府。国衙(こくが)。また、その所在地。府中。
国民政府」の略。

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百科事典マイペディアの解説

国府【こくふ】

島根県浜田市の一地区で那賀郡の旧町。かつて石見(いわみ)国府が置かれた地で,山陰本線下府(しもこう)駅付近に国分寺跡(史跡)がある。海岸砂丘ではブドウを栽培。畳ヶ浦(天然記念物)は1872年の石見地震で隆起した海食台地。

国府【こくふ】

国衙・国府

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防府市歴史用語集の解説

国府

 律令[りつりょう]時代に各国に1つづつ置かれた、その国を治める役所です。中央から送られてきた国司[こくし]が政務をとります。しかし、荘園[しょうえん]が各地に広まるとすたれていきます。

出典|ほうふWeb歴史館
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世界大百科事典 第2版の解説

こくふ【国府】

律令制下における国の官衙(かんが)の所在地。史料的には〈国府〉〈国衙〉はいずれも国の官衙を指すが,現在では国衙は官衙を,国府は国衙の周囲に広がる計画的な都市を示す用語として使うことが多い。7世紀後半における国‐国司制の施行とともに諸国に設けられた。国衙は国の支配の拠点で,国司(守,介,掾,目)が中央政府から派遣されて駐在し,国の行政,司法,軍事,宗教などのあらゆる面を統轄した。また役夫や兵士が上番していた。

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大辞林 第三版の解説

こう【国府】

「こくふ(国府)」の転。 「武生たけふの-に我はありと、親に申したべ/催馬楽」

こくふ【国府】

〔「こくぶ」 「こふ」とも〕 律令制下、諸国に置かれた政庁。また、その所在地。国衙こくが。府中。
〔「中華民国国民政府」の略称〕 ⇒ 国民政府

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世界大百科事典内の国府の言及

【市】より

…このほか《風土記》にも商人の集まる場所が見えるから,各地に小規模な市が数多く存在したのであろう。これらのうち〈安倍市〉と〈深津市〉が国府に近いことが注目される。この2市以外にも,周防国府や和泉国府域内に〈市田〉〈市の辺〉の小字名が存し,また国府推定地周辺に市にちなむ地名が残っている場合は多い。…

【国衙法】より

…平安時代中期以降,地方政府である国衙(国府)が管内で施行した法。律令体制の支配秩序が崩壊しはじめると,地方の国衙では支配を維持していくために律令法を修正しながら,各地方の慣習をも取り入れて地方の実情に即応できる,新しい法を作りだしていった。…

【都市】より

…旧中国都市のシンボルであった城壁は取り壊され,道路の拡張,住宅の再建,交通機関の整備など数多くの改革が目ざましく進められてはいるが,そうした表面的な変化と都市生活者の内面的意識の間には,まだかなりの溝や矛盾点が存在していることも事実であろう。都城【梅原 郁】
〔日本の都市史〕

【古代】
 古代に都市と称する可能性をもっているのは,まず藤原京平城京難波京,初期の平安京などの都城であり,次いで各地の国府である。このうち藤原京以後の都城は,中国の制度にならった整然とした条坊制をもっており,とくに平城京は人口も10万~20万ほどと推定されていて,なかでは最も都市と呼ぶのにふさわしいといえる。…

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