精選版 日本国語大辞典 「目鼻が明く」の意味・読み・例文・類語
めはな【目鼻】 が 明(あ)く
- ① 細かなところまでよく気がつく。気転がきく。また、ものの道理がよくわかる。
- [初出の実例]「こふいふ遊びのはだで目鼻(めハナ)のあいたお客なら揃の前だれも出しかかへの二三度もして仕舞の樽醤油を舟宿へつかわせたお客サ」(出典:洒落本・部屋三味線(1789‐1801頃))
- ② =めはな(目鼻)が付く②
- [初出の実例]「伯父が又々懸合たが、おなし事て目はながあかぬ故、丈助か御老中の太田備後守殿へ籠駕訴をした故」(出典:夢酔独言(1843))