夢酔独言(読み)むすいどくげん

改訂新版 世界大百科事典 「夢酔独言」の意味・わかりやすい解説

夢酔独言 (むすいどくげん)

無頼生涯を独特の語り口で叙したユニークな自伝著者は勝左衛門太郎惟寅(俗称小吉,号夢酔,勝海舟父親)。1843年(天保14)の自序がある。幕末の下級幕臣の生態が活写されていておもしろいが,本人および海舟生前は刊行されなかった。雑誌《旧幕府》連載で世に紹介され,改造社版《海舟全集》第9巻に収録されたが誤読が多く,その後の刊本も同じ誤りを踏襲している。自筆本は戸川氏蔵。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 松浦

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む