直江板(読み)なおえばん

精選版 日本国語大辞典 「直江板」の意味・読み・例文・類語

なおえ‐ばんなほえ‥【直江板】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、慶長一二年(一六〇七)、直江兼続日本で初めて銅活字を用いて印刷させた書籍。要法寺板。直江本。
    1. [初出の実例]「此本慶長丁未歳、直江兼続用銅雕活字印行、世因称直江板」(出典経籍訪古志(1856)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む