直遊虫(読み)ちょくゆうちゅう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「直遊虫」の意味・わかりやすい解説

直遊虫
ちょくゆうちゅう

扁形(へんけい)動物門中生動物綱の1目Orthonectidaの総称。底生性の海産無脊椎(むせきつい)動物、とくにウズムシ類、ヒモムシ類、多毛類、貝類腹足類、二枚貝類)、クモヒトデ類内腔(ないこう)や組織に寄生する顕微鏡視的微小動物。おおむね円錐(えんすい)形で体表には繊毛が密生しており、各所環状のくびれがある。海水中を一直線に泳ぐ。1科4属8種からなる。

[鈴木 實]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む