相互作用吸収(読み)ソウゴサヨウキュウシュウ

化学辞典 第2版 「相互作用吸収」の解説

相互作用吸収
ソウゴサヨウキュウシュウ
interaction absorption

酸化数が異なる2種類の金属化合物の均一混合物が示す光吸収の特例.それぞれが単独にあるときの光吸収のいずれよりも強い吸収を示すケースで,異なる酸化状態の間で起こる相互作用のためと解釈される.Sb Cl3,Sb Cl5はいずれも無色であるが,Sb2Cl8は黄色となり,Cs2Sb2Cl10結晶黒褐色を示すような例が知られる.Fe4[Fe(CN)6]3の深青色も,この作用によるとみられている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む