看板方式(読み)カンバンホウシキ

デジタル大辞泉 「看板方式」の意味・読み・例文・類語

かんばん‐ほうしき〔‐ハウシキ〕【看板方式/カンバン方式】

トヨタ自動車の考案した生産方式》生産側は使用する部品数量を記したカンバンとよばれる作業指示票を部品供給側に送り、部品供給側は必要な数量の部品を生産して提供する方式。部品の在庫最小限にして経費を節約し、製品の単価を下げることが目的。ジャストインタイムJITジット)生産方式。
[補説]部品供給側に不測事故があって部品の供給が止まると、生産ライン全体が止まることになる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android