真之神道流(読み)しんのしんとうりゅう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「真之神道流」の意味・わかりやすい解説

真之神道流
しんのしんとうりゅう

近世柔術の一流派。流祖は大坂御城同心の山本民左衛門英早(1715―98)。初め楊心(ようしん)流を萩原郷右衛門元吉(はぎわらごうえもんもとよし)に学んで免許を得たが、これに飽き足らず、303手といわれる手形・手数のなかから取捨選択し、自己のくふうを加えて、初・中・上・内の四つの檀(だん)(段)格を定め、87手に集約して、1751年(宝暦1)ころ独立して真之神道流と称した。2代土肥無端斎安信(どいむたんさいやすのぶ)を経て、3代本間丈右衛門正遠(ほんまじょうえもんまさとお)(環山(かんざん))が江戸に出て流名を高めた。

[渡邉一郎]

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