真先駆(読み)まっさきがけ

精選版 日本国語大辞典 「真先駆」の意味・読み・例文・類語

まっさき‐がけ【真先駆】

〘名〙 一番先になること。もっとも先んずること。
恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉一五「真先駆(マッサキガケ)一羽慌忙(あわただし)く河をば横切った途端

まっさき‐か・ける【真先駆】

〘自カ下一〙 まっさきか・く 〘自カ下二〙 一番先に攻め進む。また、もっとも先んずる。
※芸大本平家(13C前)九「其時下人共、河原殿兄弟、只今城のうちへまっさきかけてうたれ給ひぬや」

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