途端(読み)トタン

デジタル大辞泉の解説

あることが行われた、その瞬間。そのすぐあと。多く副詞的に用い、「に」を伴うこともある。「よそ見をした途端転んだ」「飲むと途端に人が変わる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

(「に」を伴って副詞的にも用いる)ちょうどその時。はずみ。ひょうし。 立ち上がった-に倒れた 顔を見た-(に)笑い出した

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① (「に」を伴うこともあり、多く副詞的に用いる) ほんの短い時間の経過を表わす。ちょうどその瞬間。はずみ。ひょうし。おり。また、ある事柄があって、直ちに続いて別の事柄が起こるさま。
※浄瑠璃・箱根山合戦(1660)初「ぎゃうじおさへて、ただ今のは、とたんのわれにて、せうぶしれずと申ける」
※安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉二「はしごをあわててかけおりるとたんへ伊賀はんが来なんしたから不図おもひだして」
② 歌舞伎のト書き用語。舞台の上で、二つ以上のことが同時に行なわれることを示す。「各々途端よろしく」
※歌舞伎・けいせい花絵合(1773)口明「右とたんの立廻りよろしく有べし」

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