途端(読み)トタン

デジタル大辞泉 「途端」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「途端」の意味・読み・例文・類語

と‐たん【途端】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「に」を伴うこともあり、多く副詞的に用いる ) ほんの短い時間の経過を表わす。ちょうどその瞬間。はずみ。ひょうし。おり。また、ある事柄があって、直ちに続いて別の事柄が起こるさま。
    1. [初出の実例]「ぎゃうじおさへて、ただ今のは、とたんのわれにて、せうぶしれずと申ける」(出典:浄瑠璃・箱根山合戦(1660)初)
    2. 「はしごをあわててかけおりるとたんへ伊賀はんが来なんしたから不図おもひだして」(出典:安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉二)
  3. 歌舞伎のト書き用語。舞台の上で、二つ以上のことが同時に行なわれることを示す。「各々途端よろしく」
    1. [初出の実例]「右とたんの立廻りよろしく有べし」(出典:歌舞伎・けいせい花絵合(1773)口明)

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