真南条下村(読み)まなんじようしもむら

日本歴史地名大系 「真南条下村」の解説

真南条下村
まなんじようしもむら

[現在地名]篠山市真南条下

真南条村の西部に位置し、南部に愛宕あたご山、北にまきヶ峰連山がある。真南条川が流れる。承応二年(一六五三)真南条村から分立したという。「丹波志」に酒井さかい庄のうちとして「真南条下」とみえ、高三〇五石余。天明三年(一七八三)の篠山領内高並家数人数里数記では真南条組のうち下村として家数六一・人数二五七。「多紀郡明細記」に真南条村高のうち下村とあり、山役米二石六斗のほか薪五九荷余・瓦焼木三〇束を納めていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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