真宝寺(読み)しんぽうじ

日本歴史地名大系 「真宝寺」の解説

真宝寺
しんぽうじ

[現在地名]城辺町城辺

城辺市街地にある。烏竜山と号し、浄土宗。本尊阿弥陀仏。

開山は心寂で、その位牌に永仁三年(一二九五)とみえるから、一三世紀にはすでに成立していたものであろう。知恩ちおん(現京都市東山区)の直末で御荘みしよう中の浄土宗の本寺であった。「宇和旧記」によると、土州領のうち三原八郷(現高知県幡多郡)宿毛すくもの浄土宗寺院も当寺の末寺で、年二回ずつ仏祖忌に僧侶たちが集まっていたが、寛文一一年(一六七一)の改革で「諸国一ケ国切」となったことから来なくなったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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