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御荘 みしょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

御荘
みしょう

愛媛県南西部,御荘湾の沿岸にある地区。旧町名。 1923年町制。 1956年南内海村と合体。 2004年 10月内海村,および城辺一本松西海の3町と合併し,愛南町となる。古くは比叡山延暦寺の末寺,青蓮院荘園があった。中心集落の平城は四国八十八ヵ所第 40番札所である観自在寺の門前町として発達。江戸時代には宇和島藩の代官所置かれた。御荘湾は県の養殖真珠の発祥地。背後の傾斜地ではアマナツミカンを産する。 1972年に事業がスタートした「南予レクリエーション都市」の建設地に指定され,1977年御荘湾をまたぐ全長 1550mのロープウェー,標高 165mの山上にそびえる高さ 100mの宇和海展望塔などが完成した。御荘湾中ほどから内海に向けての沿岸一帯は足摺宇和海国立公園に属する。西海道路,国道 56号線が通る。

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デジタル大辞泉の解説

み‐そう〔‐サウ〕【御荘】

貴人を敬って、その荘園をいう語。
「領じ給ふ―、御牧(みまき)よりはじめて」〈・須磨〉

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

御荘
みしょう

愛媛県南部、南宇和(みなみうわ)郡にあった旧町名(御荘町(ちょう))。現在は愛南(あいなん)町の西部を占める一地域。1923年(大正12)町制施行。1956年(昭和31)南内海(みなみうちうみ)村と合併。2004年(平成16)内海村、城辺(じょうへん)町、一本松(いっぽんまつ)町、西海(にしうみ)町と合併して愛南町となる。旧町域は、豊後(ぶんご)水道の内海に面し、リアス式海岸の御荘湾を有する。国道56号、県道320号が通じる。名称は、中世に延暦(えんりゃく)寺領の観自在寺荘(かんじざいじのしょう)が置かれたことによる。中心地区の御荘平城(ひらじょう)は四国八十八か所第40番札所の観自在寺の門前町として発展してきた。御荘湾の先端にある中浦は巻網漁業の基地で、三陸沖や黄海にまで出漁する。カツオ・サバ・アジ類の割合が多い。県内の真珠養殖の発祥地で、ハマチやカキの養殖も盛ん。深浦漁港ではカツオの水揚げが行われる。ミカン栽培は甘夏柑(あまなつかん)が主で品質の良さを誇る。南予レクリエーション都市施設の拠点で、御荘公園には大プールや展望タワーなど、松軒山公園には梅林園などがある。海岸一帯は足摺宇和海(あしずりうわかい)国立公園に指定されている。[横山昭市]
『『御荘町誌』(1970・御荘町)』

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