日本歴史地名大系 「真昼岳」の解説 真昼岳まひるだけ 秋田県:仙北郡千畑村真昼岳奥羽脊梁山脈の真昼山地の主峰で、標高一〇五九・九メートル、千畑村と岩手県和賀(わが)郡沢内(さわうち)村との境界にある。古くから信仰の山として知られ、「三代実録」貞観四年(八六二)一一月二二日条に「出羽国正六位上熊通男神・石通男神・真神並授従五位下」とある。その後修験の影響を受け、「秋田風土記」に「真昼山大権現社、南部堺之地、高山也、大同二年田村丸開基、麓より山頂へ三里、麓に石の鳥居を建る、三輪神社也」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by