真時村(読み)さんときむら

日本歴史地名大系 「真時村」の解説

真時村
さんときむら

[現在地名]飯山町真時

下法軍寺しもほうぐんじ村の北に位置し、全域がほぼ標高二〇メートルの低平地に立地する。天正一九年(一五九一)八月一日の生駒近規宛行状(岩田文書)で、真時村・国持くにもち村において六八石を含め三〇〇石を岩田半三郎に宛行っている。寛永国絵図では坂本さかもと郷の内に村名が載る。寛永二一年(一六四四)の坂本郷吉利支丹改帳(鎌田博物館蔵)によれば高三七五石、家数一六・人数八五、馬一。天保九年(一八三八)の御巡見一件(十河文書)によれば家数七二・人数二九八、牛二五・馬五、社二、真綿生産一六匁余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む