日本歴史地名大系 「飯山町」の解説 飯山町はんざんちよう 香川県:綾歌郡飯山町面積:一九・六七平方キロ綾歌郡の北西、丸亀平野の南東部に位置する。北西境に飯野(いいの)山(讃岐富士、四二一・九メートル)、北東角に城(き)山(四六二・三メートル)があって坂出市に接し、西境を北流する土器(どき)川を隔てて丸亀市に、東から南は綾歌町に接する。北から北東部一帯は山地・丘陵地、そのほかは平地で、中央部を四支流を集めて大束(だいそく)川が北流する。このうち大束川と土器川に挟まれた西部は土器川の氾濫原で、出水が随所に見られる。国道四三八号が中央部を南北に貫通し、これに交差する二つの主要県道が東西に抜ける。近年坂出市・丸亀市・高松市などへの通勤者が多く、ベッドタウン化が進みつつある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報