真楽(読み)しんらく

精選版 日本国語大辞典 「真楽」の意味・読み・例文・類語

しん‐らく【真楽】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 真実の幸福。真のしあわせ。
    1. [初出の実例]「只仏道を信じて涅槃の真楽を求むべし」(出典:明和本正法眼蔵随聞記(1235‐38)二)
  3. 自分相手も、またすべての人がうるおう楽しみ。二宮尊徳の用いた語という。

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