真福院(読み)しんぷくいん

日本歴史地名大系 「真福院」の解説

真福院
しんぷくいん

[現在地名]美杉村三多気 蟻ノ谷

御嶽山金峯山寺と号し、真言宗醍醐派。本尊は蔵王権現像三体。寺伝によれば、昌泰年間(八九八―九〇一)京都醍醐だいご寺の開山である理源大師聖宝の開基とするが、古老口伝では役行者ともいわれる。天正四年(一五七六)の北畠家滅亡時に、織田勢の兵火にかかって全山ことごとく破滅したため記録を伝えず、寺の歴史は不明な点が多い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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