化学辞典 第2版 「真空紫外線」の解説 真空紫外線シンクウシガイセンvacuum ultraviolet rays 200 nm よりも短波長の紫外線.酸素分子は200 nm 以下に強い吸収があるので,光の通路に空気が存在すると真空紫外光は通過できない.そのため,光の通路を真空にする必要があるので,この名称が生じた.真空紫外の光源としては,Hgの184.9 nm の共鳴線のほか,希ガス元素の共鳴線がよく使われる. 出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報