眷養(読み)ケンヨウ

デジタル大辞泉 「眷養」の意味・読み・例文・類語

けん‐よう〔‐ヤウ〕【×眷養】

目をかけて養うこと。また、その者。
御辺は未だ私の―にて、公方御恩をも蒙らねば」〈太平記・一〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「眷養」の意味・読み・例文・類語

けん‐よう ‥ヤウ【眷養】

〘名〙 (「眷」はかえりみる、目をかける意) いつも心にとめて養うこと。いつくしみ養うこと。また、その養われる者。
御成敗式目(1232)一九条「不論親疎被眷養輩違背本主子孫事」

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