デジタル大辞泉 「眺め経」の意味・読み・例文・類語 ながめ・ふ【眺め▽経】 [動ハ下二]物思いに沈みながら月日を過ごす。和歌では多く「長雨ながめ降る」と掛けて用いる。「我が宿の嘆きの下葉色ふかく移ろひにけり―・ふるまに」〈かげろふ・上〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「眺め経」の意味・読み・例文・類語 ながめ‐・ふ【眺経】 〘 自動詞 ハ行下二段活用 〙 物思いに沈みながら月日を送る。和歌では「長雨降る」に掛けていう。[初出の実例]「独りのみながめふるやのつまなれば人を忍ぶの草ぞ生ひける〈貞登〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋五・七六九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例