精選版 日本国語大辞典 「眼裏に塵あって三界窄し」の意味・読み・例文・類語
がんり【眼裏】 に 塵(ちり)あって三界(さんがい)窄(すぼ)し
- ( 小さな塵でも目の中にはいると視界がぼやけるの意から ) 心にちょっとした迷いでもあると世の中の本当の姿を見ることができないということのたとえ。
- [初出の実例]「眼裏に塵あって三界窄く、心頭無事にして一床寛し」(出典:謡曲・清経(1430頃))
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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