心頭(読み)シントウ

精選版 日本国語大辞典 「心頭」の意味・読み・例文・類語

しん‐とう【心頭】

  1. 〘 名詞 〙 胸のあたり。こころ念頭心中
    1. [初出の実例]「過去は心頭なり、現在は拳頭なり、未来は脳後なり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)見仏)
    2. 「元よりたんきの雷太郎、いかりしんとうにおこりて」(出典:合巻・雷太郎強悪物語(1806)前)
    3. [その他の文献]〔李山甫‐山中寄梁判官詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「心頭」の読み・字形・画数・意味

【心頭】しんとう

こころ。念頭。唐・李山甫〔山中、梁判官に寄す〕詩 塵事の心頭にる無し (ま)た詩象外より來(きた)る

字通「心」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む