着き並む(読み)ツキナム

デジタル大辞泉 「着き並む」の意味・読み・例文・類語

つき‐な・む【着き並む】

[動マ四]ならんで座る。居ならぶ。
「上むしろ敷きなべて、公達―・み給へり」〈宇津保・吹上上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「着き並む」の意味・読み・例文・類語

つき‐な・む【着並・著並】

  1. 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 ならんで着席する。居ならぶ。つきならぶ。
    1. [初出の実例]「殿上人(うへびと)は後涼殿すのこに、北南につきなみたり」(出典:二十巻本天徳四年内裏歌合(960)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android