瞰下(読み)カンカ

デジタル大辞泉 「瞰下」の意味・読み・例文・類語

かん‐か【×瞰下】

[名](スル)見おろすこと。また、見おろす先。「近隣瞰下する高楼

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「瞰下」の意味・読み・例文・類語

かん‐か【瞰下】

  1. 〘 名詞 〙 見おろすこと。また、見おろされる場所眼下
    1. [初出の実例]「遂に峠の切所(せっしょ)を奪ひ瞰下(カンカ)に敵を狙撃せしかば」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android