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瞼板腺 けんばんせんtarsal gland

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

瞼板腺
けんばんせん
tarsal gland

マイボーム腺ともいう。眼瞼にある一種の皮脂腺板という固い結合組織の中にあり,その導管は眼瞼の縁に開口している。眼脂を分泌して眼瞼をなめらかにし,眼瞼縁に脂肪分を与える役割をする。

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世界大百科事典内の瞼板腺の言及

【霰粒腫】より

まぶた(眼瞼)にできる炎症を伴った肉芽。まぶたの中にはまぶたの支持組織である瞼板があり,この瞼板の中にたくさんの瞼板腺(マイボーム腺)がある。これは角膜表面を潤す脂質を瞼縁開口部から分泌している。…

【皮膚】より

…独立皮脂腺は毛根に開口しない点で特殊な皮脂腺であり,口唇や外陰部など皮膚と粘膜の移行部に存在する。眼瞼(がんけん)縁も同様な移行部の一つであるが,この部位には睫毛(しようもう)(まつげ)と称される太くて長い毛があり,その毛根に開口する皮脂腺(瞼板腺あるいはマイボーム腺)が強大である。大汗腺は腋窩(えきか),外耳道,外陰部などの限られた領域の皮膚にしか存在しないが,その分泌物には独特のにおいや味がある(大汗腺の分泌様式はアポクリン分泌または離出分泌で腺細胞の小突出部分がちぎれて排出される)。…

【まぶた(瞼)】より

…まぶたの内部には結膜と接して硬い結合組織からなる瞼板(または眼瞼板という)があり,開・閉瞼をうまく行う支えとなる。瞼板の中には瞼板腺(マイボーム腺ともいう)が多数ならび,これらは油性の分泌液を出す。上まぶたでは,瞼板に眼瞼挙筋および瞼板筋が付着している。…

※「瞼板腺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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