矢並(読み)ヤナミ

デジタル大辞泉 「矢並」の意味・読み・例文・類語

や‐なみ【矢並】

えびらに差した矢の列。また、その並びぐあい。
武士もののふの―つくろふ籠手こての上に霰たばしる那須の篠原」〈金槐集・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「矢並」の意味・読み・例文・類語

や‐なみ【矢並】

  1. 〘 名詞 〙(えびら)胡簶(やなぐい)などに差した矢の並び。多く「やなみつくろう」の形で、矢を揃え整えるの意に用いられる。
    1. [初出の実例]「もののふのやなみつくろふ籠手の上に霰たばしる那須の篠原」(出典:貞享版金槐集(1213)冬)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

長嶋茂雄の用語解説を読む