矢原遺跡(読み)やばらいせき

日本歴史地名大系 「矢原遺跡」の解説

矢原遺跡
やばらいせき

[現在地名]穂高町大字穂高 矢原

万水よろずい川左岸の矢原神社一帯にひろがる平安時代の集落跡。神社南の水田にある宮地みやち遺跡は昭和一五年(一九四〇)一二月の発掘で窯を持つ住居跡一個を発見。また神社の南西の水田で昭和一六年一月に発掘された五輪畑ごりんばた遺跡からも住居跡一個が露呈し、出土遺物には土師器灰釉陶器・鉄製鎌がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 宮地 湧水

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android