宮地(読み)ミヤジ

精選版 日本国語大辞典 「宮地」の意味・読み・例文・類語

みや‐ち【宮地】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「みやぢ」とも )
  2. 神社の境内。神地。社地。
    1. [初出の実例]「方量もなく我ままをして、所の宮地(ミヤヂ)をせばめ、海道のしるべなる一里塚も松ばかり残しぬ」(出典浮世草子新可笑記(1688)四)
  3. 宮地芝居(みやちしばい)役者。宮地役者。
    1. [初出の実例]「釣足を宮地は木戸へ呼に行き」(出典:雑俳・川柳評万句合‐宝暦一二(1762)礼五)

みや‐じ‥ヂ【宮地】

  1. 〘 名詞 〙みやち(宮地)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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