やはり野に置け蓮華草(読み)やはりのにおけれんげそう

ことわざを知る辞典 「やはり野に置け蓮華草」の解説

やはり野に置け蓮華草

蓮華草は野に咲いていてこそ美しいのだから、摘み取らないのがよい。草木も人も本来あるべき所でそのままでるのがよいというたとえ。

[解説] 遊女を身うけしようとした友を戒めて、播磨兵庫県)の瓢水という人が作ったといわれる俳句「手に取るなやはり野に置け蓮華草」の前半を略したもの。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

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