矢懸(読み)やがかり

精選版 日本国語大辞典 「矢懸」の意味・読み・例文・類語

や‐がかり【矢懸】

〘名〙 射た矢の届く範囲。矢ごろのよい場所。
太平記(14C後)一二「目に見ゆる程の鳥にて、矢懸(ヤガカ)りならんずるに、何事ありとも射はづすまじき物をと思ければ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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