矢曾根村(読み)やぞねむら

日本歴史地名大系 「矢曾根村」の解説

矢曾根村
やぞねむら

[現在地名]西尾市矢曾根町

市の中央に位置する。北は西尾(にしお)町、東は今川(いまがわ)村、南は川口(かわぐち)村、西は住崎(すみさき)村に接する。もと家曾根と書いたが、家康が巡見の際、矢作を献じたので矢曾根と改めたという(西尾町史)。三河国村々高附には矢曾禰と記す。氏神神明社は、弘仁年中(八一〇―八二四)蔵泉(ぞうせん)寺とともに創立と伝える。初め河内の枚岡(ひらおか)四座(現大阪府東大阪市枚岡神社)のうちの神明宮を祀ったが、宝徳三年(一四五一)頃、神主が村民と争いを起こし、神体を他所に移したので、のち文明一九年(一四八七)蔵泉寺恵海が再び枚岡神明宮を祀ったという(宝泉寺縁起)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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