知ぬは亭主ばかりなり(読み)しらぬはていしゅばかりなり

精選版 日本国語大辞典 「知ぬは亭主ばかりなり」の意味・読み・例文・類語

しら【知】 ぬ は亭主(ていしゅ)ばかりなり

  1. 女房不貞を、周囲の者は皆知っているが、当の亭主だけは気づかないでいること。転じて、当事者だけが知らないで平気でいること。
    1. [初出の実例]「町内でしらぬは亭主斗り也」(出典:雑俳・末摘花(1776‐1801)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android