知ぬは亭主ばかりなり(読み)しらぬはていしゅばかりなり

精選版 日本国語大辞典 「知ぬは亭主ばかりなり」の意味・読み・例文・類語

しら【知】 ぬ は亭主(ていしゅ)ばかりなり

  1. 女房不貞を、周囲の者は皆知っているが、当の亭主だけは気づかないでいること。転じて、当事者だけが知らないで平気でいること。
    1. [初出の実例]「町内でしらぬは亭主斗り也」(出典:雑俳・末摘花(1776‐1801)四)

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