知恵の矢(読み)ちえのや

精選版 日本国語大辞典 「知恵の矢」の意味・読み・例文・類語

ちえ【知恵】 の 矢(や)

  1. 仏教で、矢が目的物を射落とすように、煩悩(ぼんのう)をすっぱりと断ち切ることのたとえにいう。また、知恵のはたらきが速いことを矢の速さにたとえてもいう。
    1. [初出の実例]「千手観音の、光を放って虚空に飛行し、千の御手毎に、大悲の弓には智恵の矢をはめて、一度放せば千の矢先、雨あられとふりかかって」(出典:光悦本謡曲・田村(1428頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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