知截象鼻虫(読み)ちょっきりぞうむし

精選版 日本国語大辞典 「知截象鼻虫」の意味・読み・例文・類語

ちょっきり‐ぞうむし‥ザウむし【知截象鼻虫】

  1. 〘 名詞 〙 コウチュウ目オトシブミ科のチョッキリゾウ亜科に属する昆虫総称。一般に小形で、オトシブミ類に似て、体の後部が四角張り、眼から先が吻状に伸びる。体色は緑・茶・赤紫・青・黄褐色などで金属光沢を持つものが多い。草木の葉を円筒形などに巻いたものや蕾(つぼみ)果実に卵を産み、葉柄や枝に切れ目を入れて枯らすのでこの名がある。モモチョッキリ、ウメチョッキリなどの害虫を含めて、日本には約六〇種産する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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