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短距離核戦力 たんきょりかくせんりょくshort-range nuclear force; SNF

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

短距離核戦力
たんきょりかくせんりょく
short-range nuclear force; SNF

中距離核戦力 INF全廃条約の対象に含まれなかった射程 500km以下の短距離核兵器。戦術核ともいわれる。 INF全廃条約の締結後,ソ連は SNFも廃棄することを求めたが,北大西洋条約機構 NATO内のアメリカとイギリスは近代化を継続していく意思を表明していた。しかし 1990年5月に入り,ワルシャワ条約機構の事実上の解消とドイツ統一問題に直面するなかで,NATO戦略の見直しが着手され,アメリカのブッシュ大統領は 91年9月地上発射 SNFの全廃と海洋配備 SNFの全面撤去とその一部廃棄を発表,NATOも SNFの8割削減を決めた。一方ロシアのエリツィン大統領も 92年,地上発射 SNFの全廃と海洋配備 SNFの3分の1,航空機搭載 SNFの半数の削減を表明した。

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大辞林 第三版の解説

たんきょりかくせんりょく【短距離核戦力】

射程500キロメートル 以下の核戦力。一般に戦術核と呼ばれる。

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