戦術核(読み)センジュツカク

デジタル大辞泉 「戦術核」の意味・読み・例文・類語

せんじゅつ‐かく【戦術核】

戦術核兵器」の略。

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共同通信ニュース用語解説 「戦術核」の解説

戦術核

大陸間弾道ミサイル(ICBM)や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)、戦略爆撃機を使い遠く離れた相手国を標的にする戦略核に対し、局地戦での使用を想定した核爆弾や短距離核ミサイルなどを戦術核と呼ぶ。ソ連時代の第2次大戦にナチス・ドイツの電撃的侵略を受けたロシアは欧州側の国境近くに戦術核を数多く配備した。米国主導の軍事同盟北大西洋条約機構(NATO)側もこれに対抗する形で欧州周辺5カ国に米国の戦術核を保有しているとされる。(共同)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「戦術核」の意味・わかりやすい解説

戦術核
せんじゅつかく

核兵器

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