石井小浪(読み)イシイ コナミ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「石井小浪」の解説

石井 小浪
イシイ コナミ


職業
舞踊家

本名
高原 千代

生年月日
明治38年 3月15日

出生地
東京

経歴
15歳の時、義兄石井漠に踊りを習い、大正11年帝劇での石井漠渡欧記念舞踊公演「沈める寺」「若きケンタウルとニンフ」で初舞台を踏んだ。同年暮れ、石井漠と同行渡欧、ヨーロッパ各地で日本の創作舞踊を披露。15年4月アメリカを回って帰国、その後は石井漠舞踊詩研究所に属し、崔承喜らと共に石井漠諸作品に出演。昭和3年独立し、同年9月30日、石井小浪舞踊研究所第1回公演を行い、以後自由が丘で舞踊教育に専心した。門下から谷挑子、アキコ・カンダ、石井綾子、佐藤典子ら多くの第一線舞踊家を輩出した。

没年月日
昭和53年 2月9日 (1978年)

親族
義兄=石井 漠(舞踊家)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「石井小浪」の解説

石井 小浪
イシイ コナミ

大正・昭和期の舞踊家



生年
明治38(1905)年3月15日

没年
昭和53(1978)年2月9日

出生地
東京

本名
高原 千代

経歴
15歳の時、義兄石井漠に踊りを習い、大正11年帝劇での石井漠渡欧記念舞踊公演「沈める寺」「若きケンタウルとニンフ」で初舞台を踏んだ。同年暮れ、石井漠と同行渡欧、ヨーロッパ各地で日本の創作舞踊を披露。15年4月アメリカを回って帰国、その後は石井漠舞踊詩研究所に属し、崔承喜らと共に石井漠諸作品に出演。昭和3年独立し、同年9月30日、石井小浪舞踊研究所第1回公演を行い、以後自由が丘で舞踊教育に専心した。門下から谷挑子、アキコ・カンダ、石井綾子、佐藤典子ら多くの第一線舞踊家を輩出した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石井小浪」の解説

石井小浪 いしい-こなみ

1905-1978 大正-昭和時代の舞踊家。
明治38年3月15日生まれ。義兄の石井漠にまなび,大正11年帝劇で初舞台。漠と欧米各地で公演。昭和3年東京自由ケ丘に舞踊研究所をひらく。創作舞踊を上演し,谷桃子,アキコ・カンダらをそだてた。昭和53年2月9日死去。72歳。東京出身。本名は高原千代。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「石井小浪」の解説

石井 小浪 (いしい こなみ)

生年月日:1905年3月15日
大正時代;昭和時代の舞踏家
1978年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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