石原鉱(読み)いしはらこう

最新 地学事典 「石原鉱」の解説

いしはらこう
石原鉱

ishiharaite

化学組成(Cu, Ga, Fe, In, Zn)Sの鉱物。立方晶系,空間群a0.5368(1)nm,単位格子中の分子数4。閃亜鉛鉱グループ,近縁種櫻井鉱。色:暗灰色,反射光での色:わずかに紫あるいは茶色味をおびた濃い赤ワイン色,金属光沢,等方性,反射能18.3%(470nm),20.1(546),21.7(589),23.9(650)。粒径20~50µmの半自形,等粒状。比重4.343(計算値)。浅熱水性鉱脈から砒四面銅鉱・閃亜鉛鉱・硫砒銅鉱黄鉄鉱黄銅鉱などと産出,砒四面銅鉱中に産出。石原鉱は砒四面銅鉱中のIn,Gaなどが温度降下に伴う離溶で形成されたと考えられている。産地は原産地であるアルゼンチンCatamarca地域Capillitas鉱区Nueva Esperanza脈のみ。石原舜三(1934〜2020)にちなむ。参考文献Marques-Zavalia et al. (2014) Can. Min. Vol.52:969

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 正明 清水

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む