石尾村(読み)いしのおむら

日本歴史地名大系 「石尾村」の解説

石尾村
いしのおむら

[現在地名]玉名市かわ

小岱しようだい(五〇一・四メートル)の東麓に位置し、北は南田原みなみたばる(現玉名郡南関町)、東は河床かわとこ村、南は福山ふくやま村と接する。天正一〇年(一五八二)七月二八日、「石野尾」二町五反が小代親伝に宛行われている(「龍造寺政家宛行状」小代文書)。慶長九年(一六〇四)九月の検地帳によると田七町三反余・畠屋敷三町六反一畝余・屋敷四筆、分米一〇六石八斗余。同一三年の検地帳では田九町四反五畝余・畠屋敷三町五反三畝余・屋敷四筆、分米一三〇石八斗余、家数一四・人数一三、牛馬四、上木数九。同年の検地帳には「北石尾村」があり、田九反四畝余・畠屋敷四反一畝・屋敷一筆、分米一三石二斗余、家数二・人数二、牛一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android