石山新田(読み)いしやましんでん

日本歴史地名大系 「石山新田」の解説

石山新田
いしやましんでん

[現在地名]新潟市石山・新石山しんいしやま・石山一―六丁目・新石山五丁目・粟山あわやま一―四丁目・南紫竹みなみしちく二丁目・山二やまふたッ二―三丁目・同五丁目・東明とうめい

粟山新田の北、くり川右岸側の砂丘列上に立地。元禄一二年(一六九九)の横越組新村付帳(新発田市立図書館蔵)に寛永一七年(一六四〇)の開発とあり、親村は下木戸しもきど村。寛文七年(一六六七)と推定される御領内見分之書付(貴船家文書)では二八軒・一七〇人。元禄郷帳では高九一石三斗余。天明二年(一七八二)の組立帳(新田彬氏蔵)では枝郷の粟山・東山二ひがしやまふたッ両新田と合せ役石二一三石九斗余、万雑七貫九四〇文ほどとある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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