事典 日本の地域ブランド・名産品 「石州川本木工品」の解説
石州川本木工品[木工]
せきしゅうかわもともっこうひん
邑智郡川本町で製作されている。川本町は、江の川や山々に囲まれた地。100年以上生き抜いた赤欅・桑などの恵まれた地元の森林資源を原木で3年、木材にして3年乾燥させて材料とする。その後、年輪や木の性質をいかしながら加工・彫刻したものに、朱合漆を塗り、鹿の角の粉で磨きをかける。この伝統技法を守ることで、手触りの良い美しい透明感が生まれる。座卓・衝立・花台・盆・火鉢などが製作されている。島根県ふるさと伝統工芸品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報