和風住宅の客間や居間で使う座形式の卓子で、四角な甲板(こういた)に4本の脚のついたものが一般的である。丸形のものもあり、茶の間で使う簡単な形式のちゃぶ台も、座卓のなかに含まれる。王朝時代の殿上(てんじょう)の間で使われた台盤などがこれに相当する役目をもっていた。鎌倉時代になって今日みるような形に落ち着いたといわれている。現在では和家具のなかの代表的なものである。材料としてシタン、コクタン、カリンなどの唐木(からき)が使われるので、唐机の別名もある。またケヤキ、スギなどの木目(もくめ)を生かした装飾風のものもある。甲板および脚の形によって称呼がつけられている。産地としては高松、金沢、津軽地方が代表的で、ちゃぶ台は静岡、高松でつくられる。
[小原二郎]
初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...