和風住宅の客間や居間で使う座形式の卓子で、四角な甲板(こういた)に4本の脚のついたものが一般的である。丸形のものもあり、茶の間で使う簡単な形式のちゃぶ台も、座卓のなかに含まれる。王朝時代の殿上(てんじょう)の間で使われた台盤などがこれに相当する役目をもっていた。鎌倉時代になって今日みるような形に落ち着いたといわれている。現在では和家具のなかの代表的なものである。材料としてシタン、コクタン、カリンなどの唐木(からき)が使われるので、唐机の別名もある。またケヤキ、スギなどの木目(もくめ)を生かした装飾風のものもある。甲板および脚の形によって称呼がつけられている。産地としては高松、金沢、津軽地方が代表的で、ちゃぶ台は静岡、高松でつくられる。
[小原二郎]
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