精選版 日本国語大辞典 「石打の征矢」の意味・読み・例文・類語 いしうち【石打】 の 征矢(そや) 「いしうち(石打)②」を矢竹にはめこんで作った戦闘用の矢。羽性も強く、もっとも矢飛びがよく、また「敵をいしいしと打つ」の意に通じ、多くは大将軍が帯用するものとされた。[初出の実例]「長井斎藤別当真盛は〈略〉十八差(さ)いたる石打(イシウチ)の征矢(ソヤ)負ふて」(出典:源平盛衰記(14C前)三〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例