石松子(読み)セキショウシ

デジタル大辞泉 「石松子」の意味・読み・例文・類語

せきしょう‐し【石松子】

ヒカゲノカズラ胞子。淡黄色の粉。湿気を防ぐので丸薬火薬の衣などに利用する。

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精選版 日本国語大辞典 「石松子」の意味・読み・例文・類語

せきしょう‐し【石松子】

  1. 〘 名詞 〙 ヒカゲノカズラの胞子。うすい黄色の粉末で、湿気を防ぐため、丸薬や火薬の衣や白粉の粉、皮膚病薬などの原料に用いる。また、ヒカゲノカズラ科の本種に類似した種類を代用することも多い。〔生物学語彙(1884)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「石松子」の意味・わかりやすい解説

石松子
せきしょうし

「ヒカゲノカズラ(日陰の蔓)」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の石松子の言及

【ヒカゲノカズラ】より

…北海道から九州にみられ,北半球の温帯,暖帯に広く分布する。胞子を石松子(せきしようし)といい,薬用として散布剤,丸衣(がんい)などに利用する。 ヒカゲノカズラの仲間は特徴が単純なため,分類がきわめてむずかしい。…

※「石松子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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