石油化学事業

共同通信ニュース用語解説 「石油化学事業」の解説

石油化学事業

化学大手は、原油から精製されたナフサを熱分解してエチレンなどの「石油化学基礎製品」をつくり、石油化学コンビナート内の関連工場に供給している。関連工場ではプラスチック合成繊維や塗料原料が生産され、その後自動車や衣料品、半導体素材など幅広い製品に加工される。事業は原油価格動向の影響を受けやすい。国内の人口減による需要縮小や設備老朽化への対応も課題で、各社は高機能な化学品事業の強化にシフトしている。

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