コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

石炭液化油 せきたんえきかゆcoal liquefaction oil

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

石炭液化油
せきたんえきかゆ
coal liquefaction oil

石炭を物理的・化学的な方法で分解し,油状にしたもの。石炭の液化はすでに 1911年にドイツ人の F.ベルギウスによって開発法が考え出されている。その後,技術開発が成され,ドイツでは第2次世界大戦中に液化油を大量に生産した (年間 400万tともいわれる) 。現在の液化技術には,(1) 直接水溶液化法,(2) 溶剤抽出液化法 (水素化溶剤抽出法,水素供与性溶剤抽出法,ソルボリシス法の3種類) ,(3) 乾留液化法 (直接乾留法,水素化乾留法の2種類) ,(4) ガス化合成法 (FT合成法,メタノール合成法の2種類) ,(5) その他などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

せきたんえきか‐ゆ〔セキタンエキクワ‐〕【石炭液化油】

石炭液化によって得られる油。鉄を触媒として用い、高温高圧で石炭に水素を作用させる液化法などが知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android