石焼きいも(読み)いしやきいも

日本大百科全書(ニッポニカ) 「石焼きいも」の意味・わかりやすい解説

石焼きいも
いしやきいも

焼きいも一種明治大正昭和初めまでは独立した焼きいも屋の店が多くあった。大きな鉄鍋(なべ)にサツマイモを適宜に切り、切り口を鍋に当てて蒸し焼きにしたものであった。小石を熱して、その中にサツマイモを加えて焼き上げる方法が各所にみえ始めたのは昭和の初めであった。石焼きいもも内容的にいろいろ移り変わりがあったが、やがて手引き車にのせて呼び売りを始めた。1950年(昭和25)以降、自動車ラウドスピーカーを用いての石焼きいもの呼び売りが始まり、一時は大いに繁盛した。

多田鉄之助

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む