石田家住宅(読み)いしだけじゅうたく

デジタル大辞泉プラス 「石田家住宅」の解説

石田家住宅

京都府南丹市にある住宅。1650年頃に建てられた農家で、建築年代が明らかな農家としては日本最古級とされる。国指定重要文化財。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の石田家住宅の言及

【民家】より


[遺構の年代]
 現存する民家遺構で最も古い建物は千年家(せんねんや)として知られる箱木家住宅(神戸市,農家)で,室町時代の中期と推定され,ついで古井家住宅(兵庫県宍粟郡,農家)が室町末期と考えられる。建設年次の判明している民家遺構で最も古いものは,町家系では1607年(慶長12)の栗山家住宅(奈良県五条市),農家系では1650年(慶安3)の石田家住宅(京都府北桑田郡)である。17世紀の後半になると,建設年次のわかる民家も多くなり,当時の民家像も明確になってくるが,17世紀前半以前の民家遺構はごく少ない。…

※「石田家住宅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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