石田川遺跡(読み)いしだがわいせき

日本歴史地名大系 「石田川遺跡」の解説

石田川遺跡
いしだがわいせき

[現在地名]太田市米沢 南

石田川と支流米沢よねざわ川に挟まれた舌状の小台地の先端部にある。台地最高部分は両川流域の水田地表面より二・八メートルほどである。河川改修工事用採土の際に発見され、昭和二七年(一九五二)に発掘調査された。遺跡名は石田川流域を中心にこの土器群が分布することから命名された。検出された遺構は古墳前期住居跡二軒、同中期住居跡四軒、平安時代住居跡六軒で、ほかに溝なども検出。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android